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2005年8月 1日 (月)

CFSの病因

CFSの病因
以下にCFSの病因にかんする投稿を集めてみました。
CFS患者と言っても、患者それぞれに病因が異なることが多いと思うのですが、殆どの記事で一律に取り上げられているのは違和感を感じました。
また、病因の考え方は、時間の経過と共にどんどん変わっているようです。

日経新聞情報 再録
2003/11/ 3
  watcherdesu
2002年3月19日の日経夕刊にCFSの記事がありましたので、要約しておきます。
まず、CFSの一般的な症状の解説後、厚生労働省の診断基準が示されている。
次に、原因として近藤助教授(阪大)のヒトヘルペスウイルス説が紹介されている。
さらに、村上心療内科科長(日大)のウイルス感染とともに、ストレスが引き金になるとの説も紹介している。

治療に関しては、眠れないなら睡眠薬、疲れが続く様ならとにかく休む。
漢方薬を飲んで体力の回復に努める。
仕事でも完璧を求めず、無理をしない様にする。
鬱病に似た症状に対しては、抗うつ剤や精神安定剤が効く場合もある。と述べています。
また、日本には約18万人の患者がいるとの試算もある。
専門家は「長引く疲労は放置しておくのがもっとも悪い。まずは内科医を訪ねて原因を調べて欲しい」と呼びかけている。
 と結んでいます。

感想 「まずは内科医を訪ねて原因を調べて欲しい」とありますが、原因が分からない事が最大の問題なのでは! 
と感じました。

これに対して次のような返信メッセージがありました。

原因として、「まずは内科医を訪ねて原因を調べて欲しい」とありますが、原因が分からない事が最大の問題なのでは! と感じました。
とありますが、最も大きな原因は、更に、その最初の診察をする「内科医」を始めとする医師が、「疲労」や「慢性疲労症候群」という病気について理解はおろか知らなさすぎることが原因ではないでしょうか?

私も、今でこそ専門医に「CFS」の診断をしてもらい、治療を開始することができましたが、理解ある専門医にめぐり合うまで何年も要しました。
放置はおろか受診しても「異常なし」「気のせい」「怠け病」などという「診断!?」ばかり続きました。

診断基準もあるのに、医師によっては、CFSそのものを認めないとかいう態度をとっていることも大きな原因ですね。

CFS(特報首都圏) 再録
2003/12/ 1
  watcherdesu
2002年7月26日7時半から放送があった。その要点を纏めてみる。
まず、1女性を例示して症状について説明。その後、CFS診断基準について解説。
CFSには根本的治療法は無いとのこと。

次に、都内の病院の神経内科医の紹介があり、今まで50人をCFSと診断した。
患者の特徴としは、一寸の動作で激しい倦怠感を生じる。
傾向としては、20~40台の働き盛りの人に発症しやすい。
現代人は多くのストレスにさらされており、それが発症の原因になっている可能性がある。

次に47歳の男性の紹介。39歳の時に発症、上司と部下の狭間でストレスがあった。
周囲の人に理解してもらえないのが非常に苦しい。
3週間内科に入院、色々の検査を受けたが異常は見られなかった。
上司に話すとがんばれと言われ、孤独感を感じた。今は別会社に就職。

倉恒医師が登場。
病気の初期症状の説明後、ストレスと疲労との関係として説明。
ストレスの解消が巧く行かないため、免疫の異常が残る。
そのため、脳に異常を生じる。即ち、神経伝達物質のセロトニンが少なくなり、そのため、CFSの症状がでる。
セロトニンを増加させる薬を投与した所、1/3の人に有効だった。

次に、患者同士の連携として、インターネットがあるとのことで、CFS-PRESSの紹介があった。
(最近接続出来なくなっています)
そのホームページが患者の大きな支えや励みになっている。
スエーデンでは患者の会が非常に活動しているが、日本でももっとやって欲しいとの事。

最後に倉恒医師が再度登場。
ストレスが弱い人でも発症することもあり、遺伝との関連も考えられる。
また、この様な病気を診てくれる医療機関を各県に1つは作りたいとの事であった。

感想 NHKらしい纏まった報告であったが、CFSの病因としてはもっと多くの原因があるのではと感じられた。

これに対して、次のようなメッセージがありました。

私もNHKの番組を見ました。
感想としては、間違ったことは言ってない、しかしすべてストレスと結びつけるのはどうなのかな、と思いました。
でもCFSという病気が市民権を得るきっかけになればいいなと思います。

CFS日本経済新聞記事
2004/ 1/20
  watcherdesu
1月17日の日経プラス1にCFSの記事が出ていましたので、要約しておきます。

見出しを見てみますと、
身に覚えはありますか 慢性疲労症候群にご注意
女性に多い現代病 体力作りが予防策 となっており、CFSの診断基準もあります。

内容は、
宗守優子さんがCFSにかかった経緯から始まっています。

彼女は20代だった20年ほど前にCFSにかかった。
当時は小学校の教師で、CFSの典型的な症状をたどり、休職した。

その後、漢方治療の病院で91年にCFSと診断され、漢方薬と針で症状を大幅に改善させ、その後は自然食を中心の食事を続けて完治した。

CFSは80年代から米で注目されはじめ、日本では千人に3人の割合で患者がおり、約60%が女性である。

気掛かりなら診断基準をもとにチェックしてみよう。

病因
医師らの研究によりウイルスやストレスとの関連性が指摘されているが、詳しい病因や治療法は完全にはつかめていない。

この病気が患者にとってやっかいなのは医師の診察や検査を受けても異常が見つからない上、周囲からさぼっていると誤解を受けやすいことだ。

疑いのある場合はどこで診療を受けたらよいか?
大阪大学のホームページに専門的にみてくれる全国の医師が掲載されている。
ただし、現在では患者が多すぎて多くの医師は予約制にしている。

CFSと診断されると、抗うつ剤やビタミン剤、漢方薬などを使って治療を進める。

症状に改善がみられたら、公園に出かけたり、軽く運動したりしてリフレッシュに努める。
完治まで2,3年かかる。

予防法
病気のメカニズムが解明されていないので、完全な方法はないが、一般的には運動で体力をつける、疲れをため込まないようにする、心身をリフレッシュして疲労に負けない免疫力を高める、などが考えられる。

食生活を含めた生活習慣を見直すのも良い。

最近では、子供の不登校や引きこもりがCFSと関連があるとも考えられている。

宗守さんは自分の体験を病気に苦しむ親子に生かして貰う狙いから「こんがりトーストの会」を発足させた。
 ホームページは下記。

http://www3.plala.or.jp/kongari/
(ここでの考え方は少し偏っていそうなので注意が必要かも!)

感想 CFSを知らない人への、啓蒙の記事としては良くできていますが、実際にはこの様に簡単には治らない人が多いのが問題だと思います。

サイエンスファイル 要約
2004/ 5/12
  watcherdesu
テレビ東京で3/20、13時よりDNA 21世紀の冒険と言う番組があり遺伝、ウイルス、免疫、エイズ、ガン 等についての興味深い解説がありました。

その中で、数分間ですが、CFSについて取り上げられていたので、要約します。

現在、文部科学省で原因究明に力を注いでいる物に、CFSがあり、日本では20万人の人がかかっていると考えられる。
そして、その原因は何とウイルスだった! と言う物で、近藤博士が説明をしています。

CFSとは脳内でサイトカインが異常に大量に作られ、その影響で強い疲労を感じる様になったものと考えられている。
(サイトカインとは免疫細胞が異常を感じたとき、他の細胞に連絡をとるため生成する重要な物質です)

その機構は次の様になっている。
赤ちゃんの時に誰でも母親から感染して持っているウイルスに、人ヘルペスウイルス(HHV-6)と言うのがあるが、これは長い間細胞に潜伏しており、全く害を与えない。(共生状態)

所が、ストレスにさらされたり免疫機能が敏感すぎると、免疫細胞がウイルスに気づきサイトカインを作り出すようになる。
そしてウイルスはサイトカインの刺激により、再活性化される。
その為、ウイルスが増殖してある日突然CFSを発症する。
   と言う筋書きです。

http://wwwlife.med.tottori-u.ac.jp/~seitai/KondoKazuhiro150.gif

感想
上記の抄録を丹念に見てみましたが、難しくて私には余りよく理解出来ませんでした。

番組ではコンピュータグラフィックスを多く使って説明しており、分かりやすい物でした。

ただ、CFSの原因はウイルスだったと断定されているのには少し違和感を感じました。

BSテレビ報道
2004/ 7/ 2
  watcherdesu
今回、BSテレビも見られるようになったので調べてみたら、健康番組も少しあるのが
分かりましたのでそれらも関連のある物は要約してみます。

CFS関係では、少し古いですがBS-iで
2003年11月16日(日) テーマは
『疲れと慢性疲労症候群』
今週のドクターは、
テーオーシービル診療所
姫野 友美先生

というのがありました。

私は、見ていないので要約はできませんが、非常に詳しい解説が載っていました。

http://www.bs-i.co.jp:8080/dna/back_number_2003/20031116.html

慢性疲労症候群 産経新聞 要約
2004/10/ 1
  watcherdesu
2004年09月22日 東京朝刊に珍しく次のような記事がありました。

【からだ】慢性疲労症候群 引き金はストレス

厚生労働省の最近の調査では、疲労、倦怠感を感じる人の6割が慢性的で、1000人に3人がCFS患者という。
(酷似した症状を持つ人はその十倍はいる)
この様に患者が増加しているのは、ストレス社会が背景にあり、それが免疫力の低下を招き、さらにウイルスが再活性化することが原因と考えられる。
そのため、ストレスとうまく付き合っていくことが大切だ。

次にCFSの説明が入る。

病因としては、倉恒教授の説として、特定のウイルスや細菌が直接の原因ではなく、身体的、精神的ストレスによって引き起こされた神経系、内分泌系、免疫系の変調による病態とのこと。

また、遺伝的要素も考えられる。

さらに脳の研究の結果、神経伝達物質の減少も認められた。

 現在、CFSの治療には、主に漢方薬とビタミン剤が用いられ、二年間治癒率は約15%、四年間治癒率は約40%であり、一方で十年たっても治らない患者も一割程度いる。

CFSの予防には、プラス思考になり、完璧(かんぺき)主義者であることをやめる事によりストレスを減らし、疲れたときには休養をとり、心身を常にリラックスする。

また鬱病(うつびょう)や神経症などは高齢者に多いが慢性疲労の発症は若者に多く発症するとのこと。

感想 内容は今まで報道されて来ている物で、特に目新しい発展は無いように感じました。

脳の疲れをいやせ 要約
2004年10月24日
  watcherdesu
サイエンスZERO 04/10/9に上記の放送があったので要約します。

 厚生労働省の調査によれば、59%以上の人が疲労感を感じていて、しかもおよそ39パーセントは半年以上に及ぶ慢性的な疲労を感じているという。
また、その原因が分からないのが、21%もある。

まず、疲労を身体的なものと、精神的な物に分けると、前者は比較的短時間で回復するが、後者はなかなか回復しない。

そこで、精神的な疲労をMRI等を使用し血流の流れの増減を調べることにより解明した。

精神的な疲労を起こす実験を行うと、関係している脳の部分で血流が増加するが、しばらくすると疲れて減少してしまう。
さらにPETで調査したところ、その際血流が増加する部分が3カ所あることが分かった。
これは、疲れの見張り番に相当する場所で、、そこから脳が疲れたと言う信号がでる。
この見張り番も疲れてしまったのがCFSに相当すると考えられる。

ここでCFSの説明が入る。
この病気は1000人中2,3人が罹っていると考えられる。
以前に取り上げた計屋先生が自分の体験を披露。

PETでCFS患者の血流量を調査した結果、前頭葉など多くの部分で脳の血流量が減少しているのが分かり、また、見張り番の所も減少していた。

疲労している人の割合は、1986年に調査した時と比べて15年後倍増していた。
社会的変化の影響も考えられる。

疲労回復法 森の香りである「青葉アルデヒド、同アルコール」を嗅がせる、動物と遊ぶ、笑い、睡眠を取る、照明を適当にするなど。

以下のホームぺージに詳細な解説があります。
http://www.nhk.or.jp/zero/dsp57.html

感想 ここでは、CFSを一般の脳の疲労の延長上にとらえているようですが、実際には全く別の物の様に思います。
CFSの解明には、全く別の取り組み方が必要ではないでしょうか?

ためしてガッテン! 要約
2005年3月21日
  watcherdesu
3月17日、NHKの上記放送で、脳のトレーニング術があり、その一部にCFSに関係している部分もあったので、要約しておきます。

また、この放送の詳細な解説が下記にあります。
http://www.nhk.or.jp/gatten/

最初の方は、暗記力を上げる方法で、受験生には役立つかも知れません。
要点は、暗記をしたら直ぐ寝ることで、これで短期記憶が長期記憶に移行し易くなります。
また、続けて勉強するのではなく、時々休みを取るのも有効です。

CFSに関係すると思われる部分は、
脳の中をMRIで観察してみると、脳が疲れてきたときに「眼窩前頭野」が活動を始めるます。
この部分の仕事は、脳に負担がかかりすぎたときに、一時的に休憩命令を出して活動を低下させることにより、それ以上の負担がかからないようにし脳を守る、いわば安全装置の役目です。

しかし、疲れているときに無理に働こうとすると、「前頭前野」が活動し、眼窩前頭野の働きを止めて、脳が再び活動できるようにします。
そうなると、眼窩前頭野は、多少の疲れでは脳に休憩命令を出さないようになり、安全装置としての働きが鈍くなってしまいます。
そして、脳は慢性の疲労状態になってしまうのです。
それが、CFS?

また、それを防ぐには、”緑の香り”を嗅がせることにより“疲れにくくする”方法があります。
そのためには、マスクの中に「香りのビーズ」を装着した物を着けると有効でした。

どこかで聞いたような筋書きだな!と思ったら
サイエンスZERO 04/10/9に放送された物にかなり近い物でした。

脳の疲れをいやせ として要約されていますので参照してください。

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